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海外旅行の知識

平成22年2月22日  外務省 海外安全情報HP


海外旅行で危険な目に遭遇したことはありませんか?毎年多くの日本人旅行者が悪質な海外犯罪の被害に遭っています。今後の旅行者のために紹介してほしいという被害エピソードをお持ちの方は、サイトトップページのお問い合わせよりメールにて承っております。
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◇犯罪から身を守る海外旅行の知識と防犯対策

<海外旅行の犯罪に遭わない・巻き込まれないために> 1/2/3/・・・10

1.中身のはっきりしないものは受け取らない持ち帰らない

 実は中に麻薬が隠されていたということもあります。つまりは運び屋にされているのです。空港チェックで見つかった場合は直ちに拘束され、国によっては終身刑に相当するほどの重い刑を言い渡されます。いくら無実を訴えようとも刑は返らず、監獄の中で自殺を図るケースも過去にあります。
 近年のインドネシアの事例では、家族旅行で東南アジアへ行き、帰る直前にスーツケースをすり換えられていました。その家族は少し違和感を感じたようですが、そのまま空港でチェックを受けました。ケース内部に麻薬が巧妙に隠されているのが見つかり、家族は一切の無実を訴え続けましたが全員投獄されました。家族はその後、刑務所の中で自殺を図った者、ノイローゼになった者など悲惨な結果となりました。海外旅行中は自分の持ち物に十分に配慮するようにしてください。【外務省の関連ページ】

2.空港では気をゆるめない

 プロのスリ、置き引き、白タクや偽ガイドといった犯罪は、報告されている分だけでも年間およそ一万件近くになるともいわれています(実際の被害数はもっと多い)。これらの犯罪を生業とするプロは、不慣れな観光者を見つけだしマークしてこちらがリラックスしている時などのスキを伺って狙いうちしてきます。
 では狙われにくくするためにはどうしたらいいのか。いかなる場合においても荷物は抱え込むか、足で挟み込んでおきましょう。そして誰か≠ノ声を掛けられたら確認をしっかりとるなどがポイントとなります。身の回りの変化を常に意識するようにしてください。

3.あまりハデな格好は控える

 日本人はカモだと思われているのか、海外の強盗やスリには人気者≠ナす。ある女性は宿泊先のホテルの目前で脇道にひきずりこまれそうになったり、また別の例では、甘い言葉で近づいてきて打ちとけたところで高額商品の売りつけや詐欺等に遭うケースもあります。現地人から突然親切なアクションを向けられたら、黄信号です。
 ただでさえ日本人は狙われやすいのですから、目立つ格好は避けましょう。オシャレよりも安全を選択する方が賢明と言えます。目をつけられないようにするためにも、肌の露出の多い服装やたくさん貴金属類を身にまとうのは避ける、なるべく現地人に近い目立たない格好をするなどを心がけましょう。現金に関しては分散所持することも重要なポイントです。

4.「ホテルは安全?・・いいえ!」其の一・突然の来訪者

 オートロックを無効にされて部屋の中のモノを全て盗られる人もいます。カラクリはロック部分にガムテープを貼り、旅行者が部屋を空けているスキに持ち物を盗る手口です。一体いつ貼るのか?よくあるのは頼んでもいないルームサービス≠サしてわざと部屋を間違えてくる人≠フ2パターンが報告されています。
 そんな怪しい訪問者が自分のところへもし来た時は、相手が見えなくなってからドアをしっかり確認してください。しっかりとロックが掛かるかどうかよく確認してください。さもないと、たとえその後に外出をせず就寝したとしても、朝になるとスーツケースが消えていた、ということも実際に報告されているのです。
 東南アジアのとあるホテルで机の上にパスポートを置いたまま就寝し、朝見ると忽然と消えていたという事例もあります。パスポート等の貴重品は基本的に一日中隠して所持してください。そこまでしなくても盗られやしないだろう、という方はまだ盗られていないというだけで、サイを振り続ければいつかはその目がでます。

5.タダor格安で海外ツアーの罠

 若い女性や主婦が続々逮捕されている知らずの密輸。タダで海外旅行できちゃいます!∞海外買付けのアルバイトです!(買い乗りツアー)≠アのような文句に好反応を示す方は注意です。格安ツアーにしても、参加したら現地で旅行会社の添乗員(日本人)にチョコレートの箱を持っていくよう頼まれ、後で中身が覚せい剤だったという例もあります。ツアー客らは内容を知りませんでしたが、そのような言い訳が通るハズもなく逮捕されました。
 破格の格安ツアーは「なぜ安いのか?」と理由を先方にしっかりと確認することです。少しでも曖昧さが感じられたら怪しむべきでしょう。実態のよくわからない会社のツアーには参加しないことをおすすめします。
 

6.ダフ屋のあれこれ 其の一・値段交渉して買ったのにニセモノ券

 ダフ屋からチケットを買うことは法律違反です。実際にダフ屋を何度も利用しサッカー観戦をしている方もいますが、見分けがつかないほど精巧な偽チケットや使用済みのチケットをつかまされる場合もあります。また、日本人とわかるやいなや高額な代金を要求してくることもあります。さらに、まだチケット売り場で売り切れてもいないのに「売り場はウリキレデス。コノチケット買イマセンカ?」などとして騙そうとしてくることもあります。
 今までは本物であっても、次はニセモノかもしれません。手配旅行やインターネットで入手できず、現地の売り場でもなかった場合にはダフ屋にあたってみるのも一手ですが、警官にみつかれば逮捕されることを念頭に。懲りずに3度も4度も逮捕されている日本人も中にはいらっしゃるようですが・・。その場合、署に連行され観戦に遅れることもあります。

7.ダフ屋のあれこれ 其の二・もうダフ屋しかない・・・場合

 ダフ屋に騙されないためにも事前に座席名などを覚えておくこと。見えにくいゴール裏チケットを「オニイチャン、コレメインのスタンド席ダヨ」と偽って売ろうとしてくることがあるため。ダフ屋からのお釣りはほぼ無いので細かいお金を準備しておくこと。お金を渡したらすぐにその場で確認させること。あとで「ニイチャン、足りナカッタヨ!」と騙してくることがあるため。それとアウェー席のチケットは避けた方が無難。乱闘に巻き込まれ致命傷を負ったり、あるいはそれ以上の状態になる場合もあります(死亡)。チケット購入後の返品には一切応じてくれませんので、しっかりと決断し購入しましょう。
 98年フランス大会では複数の代理店の「空売り」により多数の観客が入場できませんでした。02年日韓大会では代理店を一店に絞りましたが今度はチケットをさばききれない事態に。過去2大会連続でチケット販売の問題発生により06年ドイツ大会では代理店販売をやめ、オンラインでの直接販売にしましたが、当日販売も行うため、ダフ屋の横行が懸念されている昨今です。

8.ひったくられないカバンの持ち方

 「日本人はボーっとしている」と海外の現地人は口々に言います。日本人の危機意識の希薄さは海外では有名なのです。なぜバッグをひったくられる女性があとをたたないのか。まずそこに疑問を感じなければ対策は立てられません。
 日本では大抵の方が体の左右どちらかの側にバッグを手に持つか肩に掛けていますが、海外では体の前に抱え込むようにして持ってください。背中にしょいこむタイプのリュックも前に抱えて持つ。これだけで格段にスリにくくなります。ウエストポーチは着用者がアジア系では日本人に多いので、日本人であることを知られたくないならばなるべく使わないように。それからたすきがけタイプのバッグも体の前に下げるような格好にしたほうが盗られにくくなります。
 これはニューヨークでの実際の話ですが、街中で日本人女性が肩から下げていたバッグを後方からきたバイクにひったくられ、その女性は必死に大声を上げて走ってバイクを追っかけましたが周囲の人は誰も助けてはくれず、むしろ笑っていたそうです。盗られるような持ち方をしていて盗られたから笑われたのでしょうか・・?さて実際のところは分かりませんが、みなさんもこのようなことに遭わないよう所持品対策をしっかり行ってください。男性の方で尻ポケットにサイフを入れておくのも海外ではスられるので控えましょう。

9.他人事ではない食中毒

 不衛生な食べ物≠竍飲み物以外にもう一つ注意しなくてはならない点があります。それはきちんと洗浄されていない食器類です。一般にこの三つが食中毒を起こす原因とされています。食べ物で見落としがちなのがカットフルーツ。これは不衛生な包丁で切ってある場合があり、ただの一切れ食べただけで食中毒にかかる場合があります。飲み物で気をつけるべきは勿論生水ですが、水道水で作った氷も食中毒の原因の一つです。こちらも見落としてはいけない点です。東南アジアの屋台などで特に注意が必要です。
 予防法としては、基本的に火の通ったものだけを食べること。水は日本から持参したミネラルウォーターだけを使うこと(歯磨きの水すらミネラルウォーターを使う)。現地のペットボトルはただの水道水を入れて売ってる悪質な店もあります。それでも海外旅行に行けば現地の料理を味わいたいもの。「せっかくの旅行だしどうしても屋台で食べたい」という方は、食器に口をつけない・回転率がよい店である・水道が近くにあり洗浄されていそう∴ネ上の点を守るようにしてください。その場のムードに流され注意を怠り、毎年多くの方が下痢をし体をこわしています。下痢症は大腸菌によるものがほとんどですが、赤痢菌やコレラにより重症になる場合もあるようなので注意です。

10.エレベーターを使った強盗に注意

 防ぐのが難しいエレベーター内での犯罪もあります。まずはどういった状況でどんな犯罪が起こりうるのか?これを知らずして対策はありえません。エレベーターという密室の中で最も起こりやすい犯罪は強盗≠ナすが、『エレベーター内での強盗』と『エレベーターを出てからの強盗』の二通りのパターンがあります。

 @エレベーター内での強盗パターン
 監視カメラがない、深夜ガードマン等がいないといったホテルは危険度高です。エレベーターのドアが閉まったとたんに乗り合わせた見知らぬ人に後ろから拳銃を突きつけられたり、いきなり数発殴られるなどして強盗に遭うことがあります。こういったホテルの深夜のエレベーターはなるべく利用を控えるのが無難です。

 Aエレベーターを出てからの強盗パターン
 こちらは少々やっかいです。たまたま乗り合わせた人かと思いきや、実は狙った上でワザと乗り合わせてくる輩で、偶然を装い同じ階で降りて自室のドアを開けたとたんになだれ込むように強行な強盗をしてきます。
 対策としてダイレクトに自室に向かうのではなくフェイントをはさんでみることです。宿泊階ではない階で一度降りてみるという方法もあるのですが、面倒だしまたエレベーターに乗らなければなりません。なので当サイトがすすめる方法は宿泊階でのフェイントです。ぐるーっと階を一回りしてから自室に行くとか、自室の前を一度通り過ぎてからUターンしてサッと部屋に入るとか、あるいは走る≠ニいう手段も効果的だと思います。いずれにせよ、追跡しにくくすることがポイントとなります。

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